2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年買っておきたい1〜3冊で完結する漫画ベストテン2009

なんかもう年末年始という意識がないのだが、気にせず更新だ。 嫁と子供も無事に帰省し、テレビに映画にゲームに邁進しようと考えた正月休みなのだが、テレビの横を観れば積読された本やら雑誌やらが一杯だ。 それらを消化しつつ思ったのだが、なんか今年は…

社会全部、崩壊すればいいんです!:『マンガ夜話』と未公開映画について

『BSマンガ夜話』、今回もとても面白かった。この番組の魅力は、決して馴れ合わないレギュラー陣による緊張感溢れるトークにあると思うのだが、こういうのが観れる番組って、今ではもうこれと「朝まで生テレビ」くらいになってしまったな。 が、この『BSマン…

ゲームの世界で、おれは生きる!:『アバター』

アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD] 人によっては悪評芬々な『アバター』観たのだけども、私は面白いと感じたよ。宇宙版ポカホンタスとかスペース・ダンス・ウィズ・ウルブスに過ぎないという声もあるけれど『スター・ウォーズ』が単なる宇宙版ア…

M-1という“いいソフト”を攻略せよ:『M-1グランプリ2009』

M-1、今年も面白かったよ。 やっぱり、それまでパッとしなかった芸人が一躍スターダムを駆け上がる所が、M-1という番組の魅力であり、意義でもあると思う。 何年かM-1という番組を観続けてきて、今年は特にそう感じるのだけれど、あの決勝の場に上った8+1組…

2009年の映画をふりかえる

ファイナル・フォーム・アタックライド!は・は・は・はてなダイアラー! というわけで、はてな村民の一人である私も、空中キャンプさんの「2009年の映画をふりかえる」に参加しちゃうぜ! 2009-12-17 - 空中キャンプ 1、名前(id、もしくはテキトーな名前)…

おれの映画ゼロ年代ベストテン

id:washburn1975さんが毎年やられている映画ベストテン企画に今年も参加することにした。 ちなみに、昨年参加した「邦画オールタイムベストテン」は以下の通り。 邦画オールタイムベストテン - 冒険野郎マクガイヤー@はてな 今年のお題は「映画ゼロ年代ベス…

神と人間とウルトラマン:『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE [DVD] 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』観に行ったのだが、それなりに良かった。 事前にウルトラマンキングの声を小泉純一郎がアてることがアナウンスされ、それは単に有名人が声優を務める以上の問題…

全てを破壊し、全てを繋ぎ、全てをぶっちゃけろ!:『仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』

−−−−これまでのディケイドはっ! 最強のイマジンにして総てを司る最強ライダー・仮面ライダーシラタロス! ヒーローと正義 (寺子屋新書) バトルロワイヤル、民族浄化、「キャラ」による代理戦争等々……これまで、様々な形でのライダーバトルを影から画策し、…

我々は蓮舫をどうやって説得するべきか その2

前回の続きのような続きで無いような話題。 たとえば、科学的研究に予算を配分してもらう理由として、技術進歩に伴う利益を挙げるとする。つまり、「科学」というものを投資の対象とみなす、という観点に科学者も乗っかっていくわけだ。 この時、一応科学者…

我々は蓮舫をどうやって説得するべきか その1

先週学会に行ったのだけれど、興味深い講演があったのでそのことについて書きたい。 私が行った学会というのは免疫学会の学術集会で、免疫に関する基礎研究を発表する場だったんだよね。だから抄録集をみればどういう発表が行われるのかある程度分かるのだが…

いつもお腹をすかしているんだよ

34歳にもなると誰も誕生日を祝ってくれないばかりか、当の自分ですら誕生日がイベントごとであるという事実を意識しなくなるのだが、今年はマイミクのふじみきさんからおめでとうメールが来てびっくりした。いや、マジで家族からはなんのリアクションも無か…

ピクサーにとってのディケイド:「カールじいさんの空飛ぶ家」

私はピクサーという会社に絶対的な信頼を寄せていて、ピクサーの作るアニメなら何でも観ることにしているのだが、今回の「カールじいさんの空飛ぶ家」も良い意味で予想を裏切る面白さだった。告白すると、泣いたりしちゃったよ。 最近のピクサーが信用できる…

「岡田斗司夫のひとり夜話3」感想

(前回の続きです) というわけで、前回より短時間だったにも関わらず、濃厚な回であった。 ブログの書き方 まず最初の、ブログを書く際は感情のカミングアウトを大切にという話は成程と思った。自分も、ノリノリで書いた場合ははてブがつきまくる一方で、半…

「岡田斗司夫のひとり夜話3」その2

(前回の続きです) 明日の広告 前回、ここでの自分のトークは卸売りのようなもので、ブログに書く皆さんというのは小売店のようなものだ、という話をした。 つまり、単に「岡田斗司夫→観客」という情報伝達モデルを頭に浮かべていた。だが、あれからよく考…