2008-01-01から1年間の記事一覧

超非現実の王国:伊勢田大博覧会3

この前のオタクアミーゴスのライブ*1で目をクギづけにされた孤高の自主アニメ作家、伊勢田勝行監督の新作上映会があるというのでロフトプラスワンまで行ってきた。その名も「伊勢田大博覧会3」。 YouTubeにイベントの予告映像がアップされているのだが、「彼…

プリン!プリン!プリン!

私はゼリーとかプリンとかムースとかババロアとかいった半固形の菓子が大好きなのだが、その中でもプリンが大好きだ。 スーパーやコンビニやケーキで買うのも良いが、自作も良い。自炊癖のついていた独身の頃は良く作っていて、たまたま我が家を訪問した嫁の…

メリークリスマス飯島愛

三十代、未婚、子無しの女性が孤独死、しかも死後一週間経った後にクリスマスイブに発見され、自殺も疑われているというニュースを聞くに及び、やはり飯島愛は我々の仲間だったのだなと思う。伊達にまんがの森のCMをやっていたわけではないよな。 ミクシィニ…

M-1グランプリ雑感その2:オードリーについて

昨日の続きのような続きでないような話なのだけれど、私はオードリーというコンビについてあまりよく知らなかったし、特段に面白いとも意識していなかったのだが、今回のM-1グランプリで驚いた。あのあの春日というのはえらい男だね。今回のM-1グランプリで…

M-1グランプリ雑感その1

M-1グランプリを観たのだが、一つのお笑い番組としてたいへん面白かった。 例年、一組か二組かは「何でこいつらが決勝に残ったのか?」と首を捻ってしまうようなコンビもいるのだが、今年はどのコンビも本当に面白かった。審査員にイジられていたザ・パンチ…

今こそ樋口真嗣は「太陽を盗んだ男」をリメイクすべき

この前の邦画オールタイムベストテンであるが、よくよく考えてみたら「バトルロワイアル」と「下妻物語」と「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」を入れておくのをすっかり忘れていた。老いた。老いたね、私も。でも、オレベストテンってのはこんなもので、今日と明…

邦画オールタイムベストテン

せっかくはてなダイアリーをやっているのだからということで、「邦画オールタイムベストテン」に参加してみることにした。 「日本市場向けに、日本の資本で制作された映画」というレギュレーション以外に、「自分にウソをつかない」というオレ基準を大切にし…

21世紀の鈴木先生

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)武富 健治 「鈴木先生」第6巻を読んだのだが驚いた。いや、私はいつも「鈴木先生」面白いなーと思いながら読んでいたのだが、今更漫画を読んで本気で驚くことがあろうとは思わなかった。 「鈴木先生」が凡百の教師漫画…

菌塚探訪 その2

……というわけで折角の京都、生の菌塚をこの目でしかと見届ける良い機会と思いたったわけだ。学会会場である国際会館から菌塚のある曼殊院まで徒歩で約一時間、当初はブラブラと歩きながら京都情緒を楽しむかという心積もりだったのだが、意外に京の町は住宅…

菌塚探訪 その1

出張で京都に行ってきた。私の出張はだいたい学会参加が目的なのだが、今回も学会だ。 その昔、学会とは観光旅行であると偉い先生は言っていた。なんと正直な!と驚かれる方もいらっしゃるかもしれないが、別に学会をサボって観光しまくるという意味ではない…

すべてのオタよ、身体感覚を取り戻せ!「WALL・E/ウォーリー」

私は最近のピクサーが作るアニメには全幅の信頼を置いていて、公開日に観ることを心がけているのだが、今回も面白かった。 ピクサー作品の魅力といえば一見して他社のCGアニメとの違いが分かる映像クオリティや、黄金期ハリウッドにリスペクトをはらった音楽…

追いコン2008

大学の頃所属していたダイビングサークルの追い出しコンパに行ってきた。 追いコンといっても、皆でファンダイブした後に焚火で鍋したり芋を焼いたりしつつ、陽が落ちるまで語りあうという素敵な企画だ。私はこれが結構好きで、最近はほぼ毎日参加しているの…

JA戦隊ゴーオンジャー

連休中のことなのだが、さすがの私も三日三晩ずっと小泉改革に心を奪われていたわけではなくて、きちんと家族サービスをしたので報告したい。 何をしたのかというと、近所の自然公園で「ゴーオンジャーショー」をやっていたので、いってきたのだ。言い訳して…

哀と幻想のテロリズム

そっかー、「ペットを殺された復讐」ですか。いや、私は警察でもなければマスコミ関係者でもないし、勿論厚生労働省の職員でも無いのでテレビや新聞やネットの情報で判断するしかないわけなんだけど、本当に「ペットを殺された復讐」が動機なのだとしたら、…

エンターテイメントとしてのテロと劇場型犯罪のあいだ

ここ数週間というもの、毎日終わらない宿題と格闘していたような気もするのだが、多分気のせいだろう。 それはそうと、この日記もやっと通常営業だ。せっかくブログ時間とリアル時間が一致しているのだから、時事ニュースでも扱わなければと思っていたら、い…

もう「ギャラクシー・クエスト」の方が良かったとは言わせない

「クローバーフィールド」で心にジージャン着ていることをこれまでにない形で告白したJ・J・エイブラムスが満を辞して手がける"Star Trek"の予告編がなんだかとても良い感じ。 http://www.startrekmovie.com/ うちの親父をして「『スタートレック』はシリー…

World at War

学費を払ってからこちら、人生で一番の金欠状態にに陥ってるのだが、「Call of Duty: World at War」が気になりまくりの毎日だ。Call of Duty: World at War(輸入版:アジア) Youtubeにプレイ最初の五分間がアップされていたのだけれど、オープニング映像にい…

アニメ昼話 ポニョとハヤオを語りたおす! in ロフトプラスワン その2

幸せ光線、よかった光線 宮崎アニメには「幸せ光線」とでも呼ぶべきものがある。 たとえば「千と千尋の神隠し」。たいへんたいへんハクが死んじゃう〜ということで行動するのに、ピンチになったらそのハクが助けにきて、椅子から転げ落ちそうになった。たと…

アニメ昼話 ポニョとハヤオを語りたおす! in ロフトプラスワン その1

連休三日目。ロフトプラスワンで切通理作と氷川竜介と竹熊健太郎という「ハヤオ三賢人」が宮崎駿をテーマにトークイベントを行うというのでいってみた。宮崎駿の〈世界〉 増補決定版 (ちくま文庫 き 25-1)切通 理作 切通理作が「増補決定版 宮崎駿の〈世界〉…

岡田斗司夫のクリエーター夜話「プチクリ講演会」in多摩美術大学 その2 質疑応答編

前回の続きです。 プチクリに関する講演は終了し、質疑応答へ。 なお、質問についてはメモをとりきれなかった部分もあり、他の部分にも増して不確かなとこ褄もあるのだが、悪しからず読んで欲しい。 「バクマン」について何か あの原作者は「デスノート」の…

岡田斗司夫のクリエーター夜話「プチクリ講演会」in多摩美術大学 その1

以前ロフトプラスワンで「岡田斗司夫の『遺言』」というイベントが開催されていて、結局最初から最後まで半年に渡って計6回全て参加してしまったのだが、もの凄くためになったと感じている(その時のレポート*1)。 その後、「岡田斗司夫の『遺言』」という…

ヒーローソング熱中昼話in阿佐ヶ谷Loft A

嫁と子供が実家に帰省する連休は映画を観るかロフトプラスワンでオタ話を聞くのが定番なのだが、阿佐ヶ谷ロフトで面白そうなトークイベントがあった。以前、「BS熱中夜話」でやった「ヒーローソングナイト」では時間の関係で放送できなかった内容について触…

聖地巡礼

例年、年末が近くなると仕事が忙しくなってくるのだが、もう我慢ができなかったのでラーメン二郎に行ってきた。二郎といってもただの二郎じゃない。田町は慶応義塾大学の真ん前にある、三田二郎本店だ。 私のホームグラウンドは歌舞伎町二郎で、それなりに美…