いつもお腹をすかしているんだよ

34歳にもなると誰も誕生日を祝ってくれないばかりか、当の自分ですら誕生日がイベントごとであるという事実を意識しなくなるのだが、今年はマイミクのふじみきさんからおめでとうメールが来てびっくりした。いや、マジで家族からはなんのリアクションも無かったので嬉しいです。


そんなことを嫌味っぽくつぶやいていたら、週末にケーキを買って祝うことになった。このケーキが凄い。我が家は子供の誕生日やらクリスマスやらの際、本川越駅前にある洋菓子店でケーキを買うことが恒例となっているのだが*1、マジパンでお気に入りキャラを作ってくれるのだな。勿論、ケーキ本体とは別料金なのだが、ミッフィーやらキティちゃんといった版権キャラもガンガン作ってくれる。


出来も割合良いのだが、今回嫁が注文した「オバQ」が凄かった。


何、このクオリティ!?

  • 「その昔、ドラえもんよりもオバケのQ太郎が好きだと言ってたことを覚えていた」
  • 「電話で名前を言って誰もが分かるキャラ」

嫁は上記二点の理由からオバQを選んだらしいのだが、いや大成功だよ。


ただ、ここまで出来が良いと食べるのを躊躇してしまう。私はQ太郎が大好きだけれど、猟奇殺人鬼じゃないので「食べたいほど好き!」みたいな欲望は無いわけだ。


でも、子供にそんな複雑な心理的葛藤は無い。



やめろ!


急いで取り返したものの、おれ達にも分け前を!と駄々をこねるので、泣く泣く解体した。



ごめんね、Qちゃん……


オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)
4091434029

*1:私が焼くケーキはクオリティが低いと不評。プロと比較すんな!