届けぼくらの放射精物質!:『オタク大賞H』
もう3週間くらい前になるのだが、毎回観覧している『オタク大賞』のスピンオフ企画、『オタク大賞H』を観覧してきた。もう大分時節をすぎてしまった気もするのだが、「レポートを書く」と友人と約束してしまっていたので、簡単ながら当日の模様について書こうと思う。
元々オタク大賞は『2.5』や『5.5』銘打って『ちょっとHなオタク大賞』というのを開催していたのだが、そこから発展したイベントなのだという。しかし、『ちょっとHな』が雑破業の仕事やフランス書院から面々と続くオタク系エロ小説を紹介したりといった批評・評論的な側面があったのに対し、『H』は酒飲みながら下ネタで盛り上がるという、完全な酒飲み系イベントであった。
出演者は『オタク大賞』レギュラーメンバーから藤津亮太、鶴岡法斎、そして真剣に改名を考えているという東海村原八、加えて、『ちょっとHなオタク大賞』で大活躍だった雑破業を合わせた4人。
他にも、志田英邦や前田久といった『オタク大賞』レギュラーメンバーへのアンケート結果がネタの一つとして発表されていたりした。
で、具体的にどういった内容かというと
- 「性の目覚めキャラ」
- 時事エロネタトピック
- 意外とエロく聞こえる日本語
- 俺のズリネタ(一軍、二軍)大公開
- この人はこんなオナニーをしそう
- 性の目覚め
- 抱かれたい怪獣・怪人
といったトピックについて楽しく下ネタトークし、雑破業が「萎え」「半勃ち」「アルデンテ」「ピンコ勃ち」の4種のチンコイラストが描かれたプレートを挙げて判定するという、どうしようもない趣向だった、勿論、良い意味で。
印象に残ったネタを書き出すと、以下のような感じ。
いつも通り、私なりのバイアスがかかったまとめ方なのでご注意を。時系列も整理している。「←」はツッコミ的コメントだったり、次に続くコメントだ。あと、会場は爆笑の渦だったので、(笑)とつけたのは大爆笑のところだったとお考え下さい。
今、俺の中でこれがキてる!
- (東海村)あざとい自画撮りコスプレ写真で御馴染み、うしじまいいにくはブレイク前に僕が主催する模型塾に来ていた。サガノヘルマーのフィギュアとか作ってた。模型塾OB一番の出世頭。今でも僕のことを師匠扱いしてくれる。リリー・フランキーが知ってる人でオナニーするのは格別といっていたが、これかー! と思った(笑)。しかも、僕だけ特別扱い。
- 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』の近藤繭佳。真面目キャラなのに隠れ婦女子。黒パンストの魅力で主人公の気を引く。BL雑誌とか買わせる。
エロい日本語。
震災エロネタ
- 避難所でのセックス問題があるのではないか。「子供が見ちゃった!」的なのがありそう。←メーカーさんが援助でマジックミラー号とか持ってく必要ありますね(笑)。
- 知り合いのAV監督に励まされましたというメールが来た。オナニーくらいしか日常がない。
とある古書店主のツイート。「震災以降、エロ本は熟女ものが売れています。やはり安心感ですかね」←「王様のブランチか!(笑)←「安心感ですかね」がムカつく(笑)。
俺のズリネタ公開その1
- 引越で出てきた。昔のグラビア。若槻千夏や市川由依の最盛期の頃のグラビア。←若槻千夏、この頃は本当に可愛かったなー。
- 仕事柄、AV業界の人と飯を食う機会があるのだが、ウンコ喰える人と一緒に食事する時の、自分がウンコ喰えない劣等感といったら!(笑)
- ぐら乳頭先生のエロマンガ。十年くらいふたなりエロマンガを描いていて、以前はふたなりとバレないような表紙だったのだが、最近は堂々とカバーにふたなりを描いている。
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- 登場人物はお互いにふたなりなので、相手の亀頭の余った皮の中に自分のチンポを入れたりする。←USBのオス同士ですね(笑)。←業界ではカブト合わせという。
- (藤津)無料アダルト動画サイト「裏アゲサゲ」とニャン2倶楽部。←仕事がアニメだから生っぽいですね(笑)。←エロアニメは仕事の目で観ちゃうので、もう観れない。
- 議員もののAVで、下剤を飲んだAV女優がウンコ漏らした時に秘書役の男優が駆け寄って来て「先生、国民の前でなんて説明すれば良いんですか!」というのがツボだった。いや、それ説明しなくて良いから(笑)。しかも、ちゃんと国会議事堂の前でロケしてた。
- (雑破)西安先生の『自慰支援委員会』収録の『にくおもちゃ生活』。ストーリーとか感動とかあるのは好きではない。即物的なのがすき。スポーツセックス的なもの(笑)。
自慰支援委員会 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
西安
- 知り合いのロボ(専門原型)師のイチオシは漁師の嫁だという。伊藤美咲の『海猫』をリアルにした感じか。腹タプーンとか(笑)。
俺のズリネタ公開その2
- レンタル屋にいくと雰囲気でAV選んでるのだが、もしかすると模型屋で雰囲気でガンプラ選んでる奴らと同じことになっているのかもしれない。ネオガンダムの箱を手にとって「あっ、これTVに出てた出てた」とか、クロスボーンガンダムを手にとって「懐かしー」とか。←原八さんはMSと思ってMA買ってますよ(笑)。
- AmazonやPixivでお勧めされたのを集めてエロ画像集を作ったら、おもしろ画像集になった(笑)。
- 命わずか。ぐら乳頭と並んでよくふたなり描くエロマンガ家。射精しながら出産したりする。乳首の描きかたが女性器っぽい。
生えてるお姉さんは好きですか? (エンジェルコミックス)
命わずか
- セックスって結構マヌケな行為。唐沢なをきのマンガで「ほんほんほん!」という擬音をみると、自分のことを思い出したりする(笑)。
- 『かわいい博多っ娘と濃厚えっち!』成人向け音声作品なのだが、「お兄さん、乳首きもちよか?」とか「お兄さんの乳首、バリカタやねー」とか、大爆笑。
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- でも、ネタはそこだけ。それ以外は真面目に作ってある。
- かつて新宿区役所通りに東北弁の姫ばかりいる風俗店があった。制服は短い着物。上京してホームシックになった男が来るので、5月が一番儲かったらしい。
- 女の子が方言喋ると三割増し。髪が濡れてると更に三割り増し。←でも、化粧が落ちると三割減(笑)。←藤津さんはエロの話になるとリアルタイプだなー(笑)。
あの人たちにも聞いてみた(アンケート結果をスライド表示)
奈良崎コロスケ
- 佐倉あやめ:美人でも巨乳でもないけれど、腰フリにハマった。変名の出演作まで買い漁り、コンプリートを目指している。
オーロラ/プロジェクト/LOVE DOLL さくら百式 [DVD]
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- 変名まで買うというのは相当ですね(笑)。
志田英邦
多根清史
To LOVEる―とらぶる― ダークネス 1 (ジャンプコミックス)
矢吹 健太朗 長谷見 沙貴
- 『ゴーカイジャー』の女体化ゲキチョッパー:衣装がぱっつんぱっつんで、乳首が浮いていそう。
- 『オーズ』のコスプレカフェの店長:女教師コスがAVにしかみえない。
甲斐まり恵 初水着写真集『TURN』
樂満 直城
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- 多根さんはもう名前がエロいよね(笑)。
前田久
- 『スイートプリキュア』:ガチ百合すぎ。会話がどうみても痴話ゲンカ。仲直りした次の日にはもの凄い燃えてそうな感じ(笑)。
- 前から思ってたんだけど、前Qは汁男優っぽい。それも、多人数ぶっかけ系の(笑)。
こんなチンコは嫌だ
性の目覚めキャラ
- 「あらいぐまラスカル」←いきなりハードル高!←チョロチョロっと洗って、クルクルっとザリガニ剥く感じにエロさを感じました。あんな風にチンコを剥かれたいと(笑)。
- 「タツノコキャラ」:クチビルが濡れているだけでエロい。
- 「アムロとやってるセイラさん」:何度も何度も読んでたらコカンが熱くなってきた。←116Pですね。←なんで知ってるんだ(笑)。
機動戦士ガンダム〈2〉 (1980年)
富野 喜幸 矢立 肇 中根 真明
- 「フェイスハガーの裏側」:本物はまさかあんなにグロくないよねと思ってたら……エー!(笑)。
Head Knockers Alien - Face Hugger
- 『コブラ』:これで洋ピンにハマった。特にエロいわけでもないのに、雰囲気がエロい。「ベッドの硬さを調べるためさ」とか。
- 『ダミー・オスカー』:どこの床屋にも置かれてるのが良かった(笑)。
僕の考えた面白フーゾク
抱かれたい怪獣・怪人
その他
- 僕の考えた面白オナニー:どじょうオナニー。柳川鍋で、豆腐と一緒にどじょうを煮ると、熱さから逃れたい土壌が冷たい豆腐に入っていく。だから、湯船にどじょうを入れて、そこに自分が入る。どじょうが凄い動きをする筈!(笑)。
- 栗山千明:神様凄い! 外角低めの美人を作ってきたなーと思った。
- この食材はヌける:去年、初めて白子を食ったのだが、こんなに精子っぽくて良いの? と思った(笑)。神がもうちょっと違うふうに作ってくれれば。
- 男の娘:どんなに可愛くても、顔射キメる時はドヤ顔。少しは申し訳ない顔して欲しい(笑)。←やられる人の身になって考えよう、エ〜シ〜(笑)。
- へんちんポコイダーをS.I.C.で作って欲しい。←『へんちんポコイダーFIRST』とか観たいなぁ。
後半は酒に酔ってあんまり覚えていないので、このへんで。
また、最後にチャリティ・オークションも開かれたのだが、当日の客は自分含めてトークは聞きたくてもモノを買いたいわけではない客が多く、DVDやフィギュアやらが凄い安値で落札されていたのが面白かった。
で、公式サイトには結果が報告されていたのだが、
上記金額を東日本大震災の義援金として
日本赤十字に振り込んできました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました!
日本オタク大賞 |ありがとうございました
ぼくらの放射精物質が届きますように!!
というのが面白かった。
そんなわけで、最後のブログでの報告含めて、酒を飲みながら観覧するには非常に楽しいイベントであった。
時間の都合がつけば、次回も行くつもり。
ただ、ジュブナイルポルノからラノベへの流れを示した「オタク大賞R5.5〜ちょっとHなオタク大賞2〜」のような評論系要素も、ちっとばかりは入れて欲しいなぁと、思ったり思わなかったり。