トランスフォーマー博に行って来ました。

というわけで、ニコ生放送無事に終わりました。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv189151314


マイケル・ベイや実写映画版『トランスフォーマー』というよりは、最初のアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『2010』の話ばかりになってしまいましたが、グリムロックの魅力については話きったので満足しています。

                                                                                                                          • -

8/23追記
その後、Youtubeとニコ動にもアップされました。


合わせてどうぞ!

                                                                                                                          • -


さて、今回のニコ生のために押入れからLD-BOXやら同人誌やら玩具やらを引っ張り出してきて復習したのですが、映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』公開に合わせてパシフィコ横浜で開催されているトランスフォーマー博も観覧してきました。
これがちょう良かった! ……ので、簡単にレポートを書いておこうかと思います。


チケット売り場にて「オトナ1枚」と胸を張って2600円を払い入場すると、まず最初にこれまでのトランスフォーマーの歴史を示す展示があります。

まずここでトランスフォーマーの基となった玩具が、Wikipediaに載ってるような「ニューミクロマンダイアクロン」ではなく「ミクロチェンジシリーズとダイアクロン」と表記されてることに唸るわけです。
さすがタカラトミーが全面協力しているだけのことはあると関心しながら見ていると、更に、「えー! 『アニメイテッド』と『プライム』が無視されてる!」と、女性二人組が呟いていることに驚きました。自分みたいな「大きなお友達」が言うなら分かるのですが……ここで、開催者も参加者もかなりの濃さのイベントであることが分かりました。



実写映画版『トランスフォーマー』が映っているモニターに囲まれているオールスパークという象徴的な展示を抜けると、大規模なジオラマ展示があります。


正直な話、スケールや地面の処理という点からみると甘い作りですが、とにかく規模の大きさにびっくりしました。家の中を市街地に見立ててトランスフォーマーの玩具で遊んだらこんな感じになるかもしれません。


ジオラマを抜けると、映画で使われたと思しき実物大メガトロンの頭部やプロジェクション・マッピングの展示がありますが、一番の目玉はメインホールの展示です。

実物大の映画版バンブルビーオプティマス・プライムの展示があります。

特にバンブルビーはライティングが凝っていて、撮影すると実に「本物」っぽいです。




更に、映画プロップの他に、オプティマスが変形するトレーラー、『ロストエイジ』に出てくるクロスヘアーズやロックダウンやスティンガーが変形するコルベットランボルギーニアヴェンタドールやパガーニ*1実車が展示されています。そういやカマロもジオラマの前に展示されていました。普段はなかなかお目にかかれないトレーラーやスーパーカーですし、この会場に置かれていると今にもトランスフォームしそうで、ワクワクしました。



更に、常設されたステージでは連日イベントが開催されています。自分が行った時はトランスフォーマー漫画で有名な津島直人さんをゲストに、まるでロフトプラスワンのようなトークショーをやっていました。
友人が行った時はクソゲーで有名な『コンボイの謎』大会をやっていて、MCのお姉さんが小学生の参加者に「ボクには難しいかなー?」と非道いことを言っていたそうです(笑)。



更に奥に行くと、トランスフォーマー玩具が作品別に展示された充実のコーナーがあります。しかも、それぞれ変形前後の二体ずつの展示です。おそらく、細かいリペイント除けばこれまでタカラトミーが発売してきたほとんどのトランスフォーマーが展示されているのではないでしょうか。

基地フォーマー特集や試作・原型といったマニア感涙の展示もありました。発売中止が話題になった『ビーストウォーズネオ』版ユニクロンやシックスショットの機構試作には唸ってしまいました。

特に、G1コンボイの金型展示には目頭が熱くなってしまいました。自分が持っていたコンボイも、もしかするとこの金型から打ち出されたのでしょうか……*2

更に、ゲームや映像ソフト展示もあったのですが、これまで使われてきた販促イラストの原画展示にはまた唸ってしまいました。デバスターとダイノボットが戦うイラストは、ポスターになったヤツをベッドの壁に張ったりしていたものです……


もの凄―く並んでいる物販コーナーはスルーして会場を後にしたのですが、印象的だったのは客層です。
ラッパーみたいな黒人とフィリピン人カップルというような外国人客がそれなりにいたのは想定の範囲内だったのですがが、日本人カップルがそれなりにいたのが意外だったのはでした。自分が中学生の頃は「トランスフォーマー?キモーイ!」だったのですが、えらいもので、ハリウッド映画を四作もやると変わってくるものなんですね。
一方、聞かれてもいないのに「この○○は××で……」と一人で呟く一眼レフを抱えた男性一人客――すなわちお仲間の戦士達も沢山いて、とても居心地の良い空間でしたよ。


ジオラマに映画プロップにスーパーカーに等身大バンブルビーに玩具と全方位の展示に満足しました。入場料がそれなりに高いのですが、あと二日しかないことですし、トランスフォーマーに興味がある方は観覧をお薦めしますよ!

*1:これだけ映画と色が違うのが残念

*2:たしかどこかのインタビューで初期コンボイの金型は三つあったと読んだことがあります。