ぶらり台湾子連れ旅:その5 饒河街観光夜市



 で、台湾の夜といえば夜市だ。市場というよりも、出店やら屋台やらが集まっているお祭り時の縁日みたいなもんだな。ただ、これが基本的に一年中、しかも深夜2時までやられているのが違うところだ。



 一番驚くのは、匂いだ。もうね、臭豆腐(豆腐ようを揚げたもの、と聞いたが発酵過程がまるきり違うらしい)とか漢方薬とかの匂いが通りの外まで充満してるんだよな。皆、口々にオイニーがキツイと訴えていたのだが……。



 一歩中に入ると興味を惹かれるモノが多く、すぐ馴れてしまったのが面白いところだ。



 これは入口にあった子供用の電動遊具。コインを入れると一定時間動く、デパートの屋上にある電動ライド的なアレだ。ただ、日本よりも長時間動き、サービスが良いせいか、幼児が列を作っていたぞ。ウチの娘も引き剥がすのが大変だった。



 あと、何が凄いかって、食べ物売っている屋台のすぐ横で犬やら猫やらの小動物売ってるってところだよな。日本じゃ考えられん。



 毎日豪華料理尽くしだったので、夜市でがっつり飯を喰うということはしなかったのだが、どの屋台も美味しそうだった。注目はこの屋台。後ろのメニューには「山猪肉」「鹿肉」なんてのが載ってるのだが……



 蛙が山盛りですな。鶏肉みたいなあっさり味、らしい。



 あと、衣類も大変安かったのだが、このTシャツには目がクギづけ。「宅男」で「OTAKU」は良く分かるのだが、「宅女」で「FUJYO」ってところに注目だ。



 夜市にもいけないDVD屋があったのだが、この店ではモニターまで出して「志村けんのバカ殿様」を大プッシュ。ご丁寧に字幕までついていた。志村けんのアジアでの知名度の高さを実感したよ。



 いろいろと購入したのだが、自慢の一品はこれ。ドラえもんビーサンだ!羨ましいだろ?



 台湾の雑貨品は著作権フリーダムなところがあるので一見そういったいけない品にもみえるのだが、きちんと藤子プロのマルシー表記があって、逆に驚いた。このビーサンで今年の夏はビーチの人気者だぜ!