みっくみく島2010


年に一度のお楽しみ。今年もみっくみく島こと御蔵島に行って来たぜ!
去年は海況が悪く、夜行の船で朝方来島し、午前中にドルフィン・ウォッチング一回だけした後、午後一時に同じ船*1で帰るという慌しい旅だった。しかし、今回はきっちり予定通り。土日共に晴れて、順調な旅だったよ。



ただ、黒潮が外れたらしく、水温が低かったのがキツかった。私は常々ロクハンこと6.5 mmのツーピースを愛用しているのだが、スキューバには適当でもスキンでは使いにくいんだよね。動きにくくて、ドルフィン・キックを数回しただけで息切れしたりしてしまう。だからスキンダイビングの際はジャケットを脱いで、ロンジョン状態でやるのだが、これだと時に寒すぎる。
だから今年はSRCにて2000円にて大安売りしていたラッシュガードを買ってしまった。ラッシュガード、初めて使ったのだが、あったかいわー。ラッシュガード+ロンジョンという見た目よりも動きやすさと防寒のバランスを優先したスタイルでイケるかと思いきや、流石に17℃はちょっとキツかったね。初めて海に飛び込んだ時は、寒さでちょっと自律神経がおかしくなって、うううう……となったりしたよ。二回目からはいつも通りだったけど。


また、今年は宿まるいに泊まったのだが、近くに土産物&軽食の店が出来ていて、そこのアイスというかジェラートが目茶目茶おいしかった。

なんか、フルーツとかがゴロゴロとそのまま混ぜ込んであるジェラートで、これは観光地じゃなくても売れると思ったね。



もう一つ。御蔵島には村営居酒屋があるという話をかなり昔から聞いていたのだけれど、今回初めて発見したよ。
その名も「酒好妖怪ケフィア」! どうみても普通の公民館な建物に入り、体育館脇の通路に入ると、一反木綿がお出迎えしてくれる楽しい店だ。ジモティらしき若者がマスターを勤めているのだが、どうみてもマスターの趣味と思しき海水魚の水槽・ナショナルジオグラフィック村上龍の小説で溢れた本棚・暇な時にやってるであろうプレステ2なんかで店内が埋め尽くされていた。いいなー、こういうの。私も、もしこういう島に生まれたら、こういう店をやって生活したかったよ。
お通しとして出てきたカツオの醤油痛めみたいな料理も美味だったよ。もし御蔵島に行くことがあったら、来店をお薦めです!


あと、ガイドの人が話題にしていた御蔵島の射爆場候補地建設問題を題材にした小説ですが、これです。
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*1:往路;東京→三宅→御蔵→八丈島と来て、復路も同じ寄港地に寄るという便なのだな