ぶらり台湾子連れ旅:その1


 先週末どこに旅行に行ってきたのかというと、台湾に行ってきた。何故かというと、私のママンが台湾生まれだからだ、もう帰化したけれども。そう、自分はハーフってことなのだな。全然ハーフってツラじゃないけれども。
 で、パパンは親戚づきあいが嫌いなもので、盆暮れ正月に混雑した新幹線や飛行機で田舎に帰る責務から解放されているのだけれども、結婚して子供も飛行機に乗れる年になったので台湾の親戚に子供の顔でも見せてきたらどうかというcall of dutyが発生したわけだ。


 正直な話、あんまり行きたくなかったのだが、行ったら行ったで結構楽しかったよ。前回は中学生の時分で、約20年ぶりの台湾訪問だったのだけれども、なんというか異国情緒を満喫できたよ。
 台湾はアメリカやヨーロッパ(行ったこと無いけどな)や他のアジアと違って、普通に街を歩いていても馴染んでしまうのが良いよね。どんだけ馴染むかというと、衣類が安いので買うべとナイキの箱を手にとっていたら、店員と間違われて話しかけられる程だ。私は台湾語も北京語も広東語もできないので日本語で「店員と違います」なんて言っちゃったよ。



 あと、嫁と子供を連れていったせいか、毎日毎日凄い御馳走で、悪いと思って一生懸命喰っていたら、帰国後も何日か胸ヤケっぽい感じが続いたのも今となっては良い思い出だ。


 でも、午前9時発の飛行機に乗るために朝3時に起きて首都高を爆走して成田に赴いたのは、今思い返してもちと辛かった。飛行機の中で子供が愚図るのはかなり辛かった。次回は子供が小学校に入学してからだな。