ニコ生マクガイヤーゼミ「分断の時代のウォッチメン」

お楽しみ頂いているマクガイヤーチャンネル。次回の放送のお知らせです。


HBO製作のドラマ版『ウォッチメン』がスターチャンネルで配信されています。また、6/3にはブルーレイやDVDが発売され、ワーナーのサイトではデジタル配信もされています。
このドラマ版『ウォッチメン』、アメコミの『ウォッチメン』を原作としつつもザック・スナイダーが監督した映画版『ウォッチメン』のようにそのままの映像化ではなく、34年後(つまり「いま」)の架空世界を舞台にした続編のようなドラマとなっています。映画版『ウォッチメン』公開時にアラン・ムーアが「いま映画化するなら冷戦にこだわらず現代を舞台とすべきだ」みたいなことをいっていましたが、それへのアンサー・ソングのようにも思えます。今回もアラン・ムーアは原作クレジットを拒否していますが、はっきりいって面白いです。ミネアポリスで発生した警官による黒人殺傷事件とデモを契機とした暴動が起こっている中、ドラマ版『ウォッチメン』はまさしく「いま」を描いたというか予想してしまったドラマといえるでしょう。
そこで、原作コミック、映画、『ビフォア・ウォッチメン』や『ドゥームズデイ・クロック』などの関連作に触れつつ、ドラマ版『ウォッチメン』を特集する放送を6/8 19時より行ないます。
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ゲストとしてアメコミ翻訳家の御代しおりさんをお迎えする予定です。


お楽しみに!