【アニメ】

食人映画も、本物の材料を使えばこんなに洗練された作品になるのね!:『グリーン・インフェルノ』

花村 「ノブ子、すごいわねえ。どこから見ても大富豪の若奥様よ! すっかり見違えちゃったわ」 ノブ子「ちょっとこの近くまで来たものだから、懐かしくて……」 栗田 (真山ノブ子さん。旧姓は林さん。文化部にいた元記者です。 真山さんは大星不動産の真山社…

「最近のマクガイヤー11月号」

ご好評頂いているニコ生マクガイヤーチャンネル、次回の放送のお知らせです。 11/5(木) 20時より、「最近のマクガイヤー11月号」と題しまして、最近面白かった映画や漫画について、まったりと一人喋りでお送りする予定です。 最近のマクガイヤー 11月号 『…

ニコ生マクガイヤーゼミ 第4回 最近のマクガイヤー 2015年3月

ご好評頂いておりますニコ生放送ですが、三月は三回行う予定です。 第二回目の放送はワニスタを離れ、夕飯を食べつつ、まったり一人喋りすることになりました。 3/16(月) 20時からの放送です。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv212808962 『プリキュア・…

12月ニコ生ゼミ「Dr.マクガイヤーのオタ忘年会2014」

今月もそろそろニコ生ゼミ放送の日程が近づいてきました。 12/29(月) 18時〜です。いつもより一時間早いのでご注意ください。 ニコ生マクガイヤーゼミ12月号「オレ・ベスト5」 - 2014/12/29 18:00開始 - ニコニコ生放送 今回もイラストをid:jun-takahashi-…

ロスト・イン・アニメーション:『りこん猫』

そういうわけで、ニコ生マクガイヤーゼミ「16歳以上が観るべき『ガンダムビルドファイターズ』」無事に終了しました。ニコ動とYoutubeにもアップされました。 番組内でも言及した通り、『ビルドファイターズ』は最近のロボアニメとしては珍しく作画にCGを用…

9月ニコ生ゼミ「16歳以上が観るべき『ガンダムビルドファイターズ』」

気楽にやったお部屋公開が意外に評判が良くて、いつも必死こいてレジュメを準備してるのはなんやねんと困惑中のマクガイヤーです。 月に二回もやると慌しいもので、もう次回ニコ生の放送日が決まりました。 9/13(土) 19時〜です。 ニコ生マクガイヤーゼミ…

トランスフォーマー博に行って来ました。

というわけで、ニコ生放送無事に終わりました。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv189151314 マイケル・ベイや実写映画版『トランスフォーマー』というよりは、最初のアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『2010』の話ばかりになってしまい…

8月ニコ生ゼミ「お許しくださいマイケル・ベイ様! トランスフォーマー特集」

暑さと忙しさで苦しんでいるせいか、なかなか本ブログを更新できていませんが、時間は過ぎ去っていくもの。今月も月に一度のニコ生番組の放送日が決まりました。 8/14(木) 19時〜です。 ニコ生マクガイヤーゼミ8月号『トランスフォーマー』特集 - 2014/08/…

宮崎駿のことは許してあげる:『思い出のマーニー』

『思い出のマーニー』観賞。結局『かぐや姫の物語』はDVDでいいやとスルーしてしまったのだが、『思い出のマーニー』は公開翌日に観賞だ。 『借りぐらしのアリエッティ』以降、戦艦大和みたいな高畑・宮崎 両巨匠の長編映画よりも、浸水してる伊号潜水艦で必…

5月ニコ生やりました

そういうわけで、ニコ生放送が無事終わりました。 「『ハートキャッチプリキュア』はプリキュア説教をギャグとして演出している」「米村正二は最近のプリキュアで活躍している」「地元の人じゃない観光客でも観光客なりにお祭りを楽しめる」……等々を言い忘れ…

5月のニコ生ゼミのテーマは『プリキュア オールスターズ』です

なんとかやり続けている月に一度のニコ生放送ですが、5月の放送日が決まりました。 5/18(日) 19時〜です。 ニコ生マクガイヤーゼミ5月号「プリキュア」 テーマは『プリキュア』、といってもただの『プリキュア』ではなく『プリキュア オールスターズ』です…

新しいビルドゥングス・ロマン:『アナと雪の女王』と『クロニクル』

アナと雪の女王 イギリス盤 / Frozen [Blu-ray] [Region Free][Import] なんか『アナと雪の女王』が面白いか面白くないか、みたいなことが小規模に話題になっているらしい。 ここで断言したいのだが、『アナと雪の女王』は面白い。面白さの大部分は”Let it g…

アメリカとコロコロが最強コラボ!!:『まーべる・あべんじゃーず』

金曜のニコ生準備にけっこう手間取っている。準備完了するまでブログ更新するつもりは無かったのだが、とんでもない漫画を発見してしまったので軽く紹介したい。 なんと今月のコロコロにアベンジャーズの漫画が載っている*1のだ。その名も『まーべる・あべん…

俺が本当のCG映画ってやつを食べさせてあげますよ:『プレーンズ』と『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』

山岡「小泉局長、俺をお呼びですか」 小泉「おう山岡。実はおまえに頼みたいことがあってだな」 山岡「なんですか」 小泉「実は、俺の親友の家庭のことで折り入って相談があるんだ」 山岡「なんだ、会社の仕事じゃないのか」 栗田「まぁ。完全に公私混同じゃ…

またまたニコ生放送やります

どうも。年末年始九連休で脳が溶けるかどうか本気で心配なマクガイヤーです。 九日間ずっとボーットしてるのもなんなので、ニコ生放送をします。 12/30 19時〜です。 Dr.マクガイヤーのオタ忘年会2013 - 2013/12/30 19:00開始 - ニコニコ生放送 テーマは「20…

このマミさんなら結婚できる:『巴マミ1○年後』と『巴マミの平凡な日常』

皆さんもよくご存知のことと思うのだが、『月刊ガンダムエース』という雑誌がある。ガンダム関連マンガ誌というか、オフィシャル化した二次創作マンガを載せる雑誌だ。 これまでも『ケロケロエース』とか『マクロスエース』みたいな雑誌が出版されてきたわけ…

アニメの悪意:『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』

『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』鑑賞。「叛逆の物語」ってリベリオンの物語、ガンカタの物語ってことだったのか――というのは冗談としても、魔法少女のイチャイチャぶりとドラッギーな映像と残酷さがとにかく面白い映画だった。 観る直前、シネコンの駐…

人生なんて夢だけど:それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』

やなせたかしが心不全で亡くなったという。心からお悔やみ申し上げる。 やなせたかしは94歳だった。ここ数年は映画の舞台挨拶で「病院からはあと2〜3週間しか生きられないっていわれてる」「あと2年生かして欲しい」などと冗談交じりに言っていた。著書「病…

パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』

かつて庵野秀明は『紅の豚』について「全裸の振りして、お前、パンツ履いてるじゃないか!」「おまけに、立派なパンツ履きやがって!」と評した。その庵野秀明が主演声優として参加した『風立ちぬ』を観たのだが、宮崎駿の最高傑作ではないかと感じた。宮崎…

太田光と田中裕二の出会い:『モンスターズ・ユニバーシティ』その2

昨日の続きのような続きでないような日記。 そういうわけで『モンスターズ・ユニバーシティ』はピクサー久しぶりの傑作なわけだけれども、自分が泣けて泣けて仕方がなかった理由は単に出来が良かったという理由だけではない。 『モンスターズ・ユニバーシテ…

ピクサーにとっての「敵」:『モンスターズ・ユニバーシティ』その1

『モンスターズ・ユニバーシティ』鑑賞。『カーズ2』『メリダとおそろしの森』と残念作の続いたピクサーだったが、久しぶりの傑作だった。なんと挫折と夢を諦めることが主題の学園映画だったのだが、やっぱりピクサー作品は苦い結末が似合うよなぁ。 アメリ…

ハングリー精神とクリエイティビティ:『シュガー・ラッシュ』

やっと『シュガー・ラッシュ』を観たのだが、ちょう面白かった。 コナミコマンドや”All your base are belong to us”といった親御さん向けと思しきゲーム関連のネタも面白ければ、「シュガー・ラッシュ」という劇中ゲームの外国から見た原宿テイストみたいな…

『ギンガフォース』と『レイディアントシルバーガン』と90年代アニメ

ギンガフォース 友人から献本ならぬ献ゲームとして『ギンガフォース』を頂いた。 あざーす! 生きていれば、嬉しいことの一つや二つあるものですな。 思わずガンガンギギーンと前につけたくなってしまうタイトルのシューティングゲームであるが、100円玉を握…

スタジオカラーVSガイナックス:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

もはやコミケにも行かないし深夜アニメもチェックしないヌルオタな自分だが、こればかりは見逃せないと初日に観てきましたよ。なにがって、勿論『ヱヴァQ』ですよ。 いやはや、映画館の席は右から左までビッチリで、あんなにも映画館が満席だったのは数ヶ月…

社会を信じるか:『おおかみこどもの雨と雪

『おおかみこどもの雨と雪』鑑賞。凄い映画だった。 一言でまとめるとシングルマザーのお伽話なのだが、狼男の子を生んだシングルマザーの話なのだ。世にシングルマザーの映画は数あれど、人外魔境で地底獣国出身の狼男の子を孕んだシングルマザーの映画を監…

スーパープリキュア大戦オリジナル・ジェネレーションへの道:『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』

『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』鑑賞。 前シリーズであるところの『プリキュアオールスターズDX』は典型的なスパロボ映画+新世代プリキュアへの継承話、すなわちプリキュア大戦映画であった。 プリキュア大戦映画とはなにか。 各作…

『伊勢田大博覧会6』レポート

先々週のことだが、コリアンタウンを通り越してすっかり韓流タウンになった新大久保に行ってきた。 なぜ新大久保かというと、ネイキッドロフトで『伊勢田大博覧会6』が開催されるからなのだな。 伊勢田勝行とは誰か? アニメ界のヘンリーダーガー。孤高の自…

ジャンルへの愛の捧げ方:『ランゴ』

ランゴ [DVD] 『ランゴ』鑑賞。全然期待しないで観たのだが、とんでもなく面白かった。井口昇による『電人ザボーガー』が70年代のチープな特撮に25(35)年経ってもオトナになりきれない大きなお友達がオマージュを捧げた傑作なら、『ランゴ』は70年代マカロ…

カルチェラタン、トップクラフト……そしてスタジオジブリ:『コクリコ坂から』

コクリコ坂から (スタジオジブリ, 宮崎吾朗監督) [DVD] 『仮りぐらしのアリエッティ』妄想エントリが思いのほか好評だったので、ブログのネタにでもすべえと半分馬鹿にしながら『コクリコ坂から』を観に行ったのだが、音楽が説明的でちょっとウザいところが…

名も無きジブリの民:『仮りぐらしのアリエッティ』

スタジオジブリって、もう完全に次世代を育成することを諦めたんだと思うんだよね。吾朗ちゃんこと息子の宮崎吾朗とか、名も無きスタッフとかが監督した映画が稀に発表されるけど、でもそれってポーズに過ぎないんじゃないかと思う。 それほどまでに宮崎駿や…