2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

実話に克つ:『ソウル・サーファー』

自分はあんまり俳優目当てで映画を観ることがないのだが、アナソフィア・ロブたんが出るというので『ソウル・サーファー』を観にいった。アナソフィアたんももう19歳、もはやテラビシアには連れてってくれなさそうな年齢だけど、片腕カンフー対空とぶギロチ…

邦画はなにを殺すためにあるのか:『映画は父を殺すためにある』

映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫)島田 裕巳 島田裕巳の『映画は父を殺すためにある』読了。本を読む遅さには自信がある自分だが、本書はさっくり読めた。めっさ面白かったよ。 本書の内容は、大きく分けて二つある。通過儀礼とい…