2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

神話からお笑いへ、お笑いから神話へ

XBOX LIVEの北米アカウントにてサインインすると、Video Marketplaceにてマイケル・ジャクソンのPV特集がやられていた。マイケル、やっぱり愛されてたんだな。ブルックリンで泣いてる黒人とか、HMVの空になったマイケル・コーナーの映像よりも、マイケルへの…

子供に読ませたくないマンガ

定本コロコロ爆伝!! 1977-2009 ~ 「コロコロコミック」全史渋谷 直角 「定本コロコロ爆伝!!」を読んだら無性に再読したくなって、「ロボッ太くん」の愛蔵版を購入してしまった。金欠なのだが、我慢できなかった。まぁ、変なプレミアがついて入手できなく可能…

通りすがりの仮面ライダーは2ちゃんねらー

昨日は息子の誕生日だった。 仮面ライダーディケイド 変身ベルト DXディケイドライバー 以前も書いたのだが、今年三歳になる彼はオタ帝王教育が効きすぎたのか、特撮玩具オタとして順調な道を歩んでいる。そこで、誕生日プレゼントとして「DXディケイドライ…

聖なる童貞伝説第二章:「トランスフォーマー/リベンジ」

TF者にとって20年に一度の祭かと思われた実写映画化であったが、二回目の祭りは意外にも割合早く訪れた。 というわけで、「トランスフォーマー:リベンジ」を観てきたのだが、なんつーか凄くいい意味でクレイジーな映画だった。マイケル・ベイは頭のどこかが…

立喰師列伝2.0:「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」

日曜日に「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」を観たのだが、いやこれは面白かったよ。いうなれば、立喰師列伝2.0みたいな映画だったよ。 私は押井守や黒沢清といった映画監督が書く文章が好きだ。何故好きかというと、彼らは映像でしかやれないことと文章でしかや…

横浜開港博Y150:その他

横浜開港博Y150の話の続きだ。 せっかく入場料2400円を払ったのでラ・マシン以外の出し物も見てみたのだが、や、ちょっとコレが非道いものだった。 まず岩井俊二が脚本とプロデュース、北村龍平が監督というフレコミの「baton」というアニメを観た。 http://…

横浜開港博Y150:ラ・マシン

嫁が久しぶりに子供達を連れて実家に帰ったので、自由な週末を手に入れた。 何をしようかと散々迷ったのだが、横浜開港博Y150に行ってみた。ライムスター宇多丸師匠が熱くリポートしてくれたラ・マシンを実際にこの目で見たかったのだな。 TBS RADIO 2009年4…

ブルマンガ家200X

ブルマー200X―日本語版 (Wani magazine comics special)SABE 唯一無二のブルマンガ家、SABE先生が1月に亡くなっていたらしい。 http://www.wani.com/newsrelease.php SABEの逝去が発表される。享年41歳 - コミックナタリー 「COMIC快楽天」という雑誌がコン…

墓場まで持って逝きたい:「定本コロコロ爆伝!! 1977-2009」

かつて、私にとって三種の神器とは、ファミコンとミニ四駆とビックリマンのヘッドのことであった。全てのホビーは勝負と友情のコミュニケーション・ツールであったし、全てのマンガが新しい世界への入り口だった。藤子不二雄両人と高橋名人は今でも私にとっ…

あのシンケンないきものはまだ我が家にいるのです、たぶん

「シンケンジャー」が本当に面白い。 人間としての裏側がきちんと垣間見えるキャラクター造形。上原正三が考えたスタンド能力みたいなのを使って精神的に追い詰めてくる敵。以上二点あたりが素直に考えた場合の面白さだと考えるのだが、やっぱり、いきなり手…

トンデモ本大賞2009

「学会に行く」と宣言してトンデモ本大賞に行ってきたのだが、面白かったよ。 まず、今年も増量された「と学会エクストラ」。お馴染み新田五郎のマンガネタやチンコ文房具ネタが面白かった。でも、明木茂夫教授の「近年の地理の教科書や地図帳で中国の地名・…

グローバリゼーションのレイプレイ

若さが……若さが足りん!と感じた時に、「文化系トークラジオ Life」のポッドキャストを聞き、読まれる葉書の青臭さに身悶えするという、あまり人に自慢できない視聴の仕方をしていたのだが、東浩紀がゲストとして参加し、「現代の現代思想」について語りまく…

エンタープライズ青春白書:「スタートレック」

「スタートレックは特撮がショボい。貧乏くさい」 ……とのたまう親父に、そんなことないよ、ILMが担当してるじゃん!などと反論しつつ、ビデオで見た「カーンの逆襲」のどどめ色した宇宙や、使いまわしされるジェネシス創世シーンに反論の根拠を見失った小学…